長崎県土地家屋調査士会 支部便り

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【佐世保支部だより】 出前授業開催
  佐世保支部では平成26年2月13日(水)鹿町工業高等学校での出前授業を、土木部技術科2年(36名)を対象に行いました。佐世保支部からは山口賢一支部長、竹永智彦幹事、小川寛幹事、本会から松本忠寿業務部長、船津学研修部長、大島雅幸広報部員、公嘱協会から宮脇成芳総務部長に参加いただきました。

今回の出前授業には、次年度に地元高等学校での出前授業を計画されている山口県土地家屋調査士会より、井上哲也副会長、清水浩二業務部長、豊川奎植広報部長をはじめ7名で、出前授業の視察にお越しになられました。出前授業の内容は下記の通りです。
 

総合司会 松本業務部長

     挨拶の後、社会人の立場から学問を「学ぶ(学ぶ姿勢)」という事について、説明がありました。

1校時・・・座学

      日調連作成の「土地家屋調査士 THE movie」放映後、船津研修部長より、「土地家屋調査士の業務」、「試験内容」、そして「土地家屋調査士の魅力」についての講義です。特に、「土地家屋調査士の魅力」については、経験に基づく講義で、生徒達がより土地家屋調査士について知りたいと思わせる内容でした。

      バトンタッチして山口賢一支部長より、「測量の起源」、「伊能忠敬の佐世保測量」、「全国の不動産の地価」についての説明です。「全国の不動産の地価」については、1屬療效呂硫然覆鬚泙差盥散瓩の江迎バスセンターで考えてもらい、少しずつ範囲を広げながら、全国各地の土地の価格を思い思いに発表してもらいました。

 

出前授業1 
出前授業2  
出前授業3 
出前授業4      
2校時・・・野外測量実習

      校内2カ所に設置している金属鋲(各6ポイント)を測量します。

      生徒を器械班、メジャー班、歩測班のそれぞれ2班の計6班に分け、観測を行います。器械点は決まっていて、器械点1点から全ての金属鋲は見えません。

      山口会の皆様にも実習を体験して頂きたかったので、サプライズで平板観測を行って頂きました。平板観測を行った事がない先生方もいらっしゃいましたが、観測を始めると土地家屋調査士の血が騒ぐのか、皆様真剣に取り組んで頂いきました。

出前授業6 
出前授業5
3校時・・・図面作成・辺長、面積計算

      2校時に観測したデータを基に、図面(S=1/100)を作成します。器械班は、CADを使わず、観測手簿を基に関数電卓での座標計算を行いました。

      そして、それぞれの辺長、面積の結果を比較しました。誤差はあるものの、私は、歩測班が測った観測値が佐世保支部で測った結果(TS使用)と過大な誤差が無く、図面を書き上げた事が印象的でした。

      実習の最後は、1校時で話した土地の価格に戻ります。「測った土地の面積が、もし江迎バスセンターにあるとしたら、その土地の価格は?佐世保四ケ町では?長崎浜町?福岡天神?渋谷?銀座?」銀座での価格は70億円になり、生徒達は声に出して驚いていました。

      土地家屋調査士は、国民の大切な権利(財産)に関わる仕事である事、その仕事の重要性を分かって頂けたと思います。そして、もう一年経つと就職が決まり故郷を離れていく生徒達もいるので、「故郷を懐かしく想う時がやってくる。故郷とは大切な思い出の場所で、不動産とは心の財産でもある。その財産に携わる仕事が土地家屋調査士です。」との話で締めくくりました。

出前授業7

 

出前授業8

       最後に、松本業務部長より総括して頂き、全国の土地家屋調査士の活動についてお話頂きました。そして、今回生徒達から書いてもらう感想文が、日本の取り組みとして、今年6月にマレーシアで開催される測量技術者国際会議FIGInternational Federation de Geometres)で発表されることをお伝えされました。 

       佐世保支部では、今後も出前授業を通じ、多くの方々に土地家屋調査士について知ってもらい、特に土地家屋調査士を目指したいと思う若者が生まれてくれるよう、活動を続けていきたいと考えています。      

       鹿町工業高等学校、そして土木技術科の先生方には、長時間に渡る出前授業を快く受け入れて頂き、心から感謝申し上げます。 

       最後に、山口県土地家屋調査士会の出前授業の成功を祈念しまして、佐世保支部からの寄稿と致します。 

| chousasingsk2 | 佐世保支部だより | 22:14 | comments(0) | trackbacks(0) |









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